地球温暖化をはじめ、さまざまな環境問題に貢献するLPガス。
現在、世界規模で低炭素社会の実現に向けたさまざまな取り組みがなされており、省エネルギーの推進を始め、化石エネルギーの高度有効利用や非化石エネルギーの導入拡大等の様々な施策が展開されています。
温室効果ガスを削減するには、クリーンなエネルギーを効率的に利用することが必要です。LPガスは化石エネルギー(石油・石炭・天然ガス・LPガス)の中でも天然ガスとともにCO2排出量が少なく、燃焼時の排出ガスも極めてクリーンなエネルギーです。
LPガスによるCO2削減
LPガスの需要増及び高効率機器の普及促進によって、国全体のCO2排出量の削減に貢献することができます。例えば、高効率給湯器「エコジョーズ」や家庭用燃料電池「エネファーム」の普及、産業用部門における重油等からの燃料転換が進むことにより、最大で約1,030万トンのCO2削減が可能です。
2030年の想定CO2削減
エコジョーズ
エネファーム
Siセンサーコンロ
産業用コジェネ
LPGハイブリッド
LPガスの環境性についてはこちらでもご紹介しています。
大気汚染の防止に寄与
LPガスの品質はその出荷段階において、硫黄分や残渣分等の不純物質の濃度が規定値以下になるよう厳密に管理されています。したがって、燃焼時に発生する排気ガスは硫化物やすす等の人体に有害な物質をほとんど含んでおらず、屋内においても安心して利用することができます。
またすすは、人体への影響に加え地球温暖化の面において、CO2の200~3,000倍もの温室効果があるとの研究報告がなされています。
LPガスを燃料とするLPG車は、ディーゼル車と比較してPM、NOx等大気汚染の原因となる物質の排出量が極めて少ないため、大気汚染対策の即戦力として、主にトラック等の運輸用でディーゼル車からの転換が進められています。
日産シビリアン
トヨタダイナ