産業界では、日本経済団体連合会が中心となり、地球温暖化対策や廃棄物対策等における自主的な取り組みを推進しています。当協会では2001年より経団連の「環境自主行動計画」に参画し、「2008~2012年度の輸入基地・二次基地における使用エネルギーの消費原単位(原油換算万kl/取扱数量、平均値)を1990年度比7.0%削減する」という目標を掲げ、これを達成しました。
続く2013年度からは、経団連が実施する「低炭素社会実行計画」に参画し、「2020年におけるLPガス輸入基地・二次基地におけるエネルギー使用量(系統電力消費量・原油換算)を、2020年までに2010年度比5%削減、2030年度までに9%削減※」という目標を新たに設定しました。
目標達成に向けた取組みとしては、輸入基地・二次基地の集約化、ポンプやコンプレッサーのインバーター制御化、LED灯等の高効率機器の導入、太陽光発電による再生可能エネルギーの活用、既存設備の運転方法の改善等を実施しており、その結果エネルギー消費量は着実に減少しています。
今後については、外部機関による診断事業を活用し、新技術に関する調査や情報共有などを図りながら、更なる削減に向けた取組みを推進してまいります。
※2015年より目標指標及び目標値を変更しました。
協会会員各社では、各自が使用している輸入基地・二次基地における電力使用量を削減するため、二次基地の統廃合の他、以下のような対策を行っています。
当協会会員会社及びグループ会社では、環境貢献活動や社会貢献活動等の多様な分野において様々な取組みを行っています。以下ではその一部をご紹介します。
アストモスエネルギー
伊藤忠商事
全国農業協同組合連合会
太陽石油
東京ガス
ブルー&グリーンプロジェクト(一般財団法人ベターリビング)
コスモエネルギーホールディングス
ENEOSホールディングス
出光興産