LPガスの燃焼時のCO2排出係数は、原油を1とした場合指数換算で0.86となり、ガソリンや灯油など他の石油製品と比べて約10%少なくなっており、LNGを含めた化石燃料の中でもトップクラスの環境性能を持っています。
なお、プロパン、ブタン別で見た場合、m3当たりの原単位がブタンのほうが高くなっているのは、ブタンのほうが産気率(液体から気体になる時の比率)が低いためです。
(出典:総合エネルギー統計)
また生産・輸送段階での排出量も含めた場合は、石油を1とした場合指数換算で0.89となり、都市ガスやLNGとほぼ同等の低い排出量になっています。
出典: (石油、石炭、LNG、都市ガス)「LPガスの環境側面の評価-エネルギー製造・利用のLCI(ライフサイクルインベントリ)分析-」日本LPガス協会 2009年 (LPガス)「地球温暖化対策の推進に関する法律施行令の一部を改正する政令」2010年3月