日本国内で供給されているLPガスは、JIS及び液化石油ガス法に基づき、その組成や含有硫黄分の比率等が定められています。また、日本LPガス協会ではそれに加え独自の基準として、凍結防止のためのメタノール添加の実施、1.3-ブタジエン含有量の管理(0.1wt%未満)、水銀含有量の管理(プロパン:0.009mg/Nm3以下、ブタン0.080mg/Nm3)等について規定したガイドラインを定め、適正な品質の維持及び確保に努めています。
JIS規格 JIS K 2240
(注)自動車用、工業用(燃料及び原料)、その他に使用する場合には、ブタジエン含有量は、使用目的に対し支障を与えるものであってはならない。