災害対応型LPガスバルク供給システム

サンブライトいずみ

補助事業者

岩谷興産 株式会社(大阪府大阪市中央区淡路町4-4-11)

取りまとめガス事業者

岩谷産業 株式会社(東京都港区西新橋3-21-8)

設置先

サンブライトいずみ(神奈川県秦野市南矢名2250)
平成20年10月設置

メーカー/機種

エスケイシリンダー 株式会社/MEX100K-1(1,000kg貯槽)

プロパンボンベ置き場に設置した災害バルクと、燃焼機器を収納した小型物置

設置場所

マンション敷地内駐車場の脇に設置。元はプロパンボンベ貯蔵庫だった場所を利用。
隣には貯水槽、正面地下には防火水槽がある。
(燃焼機器は、バルク脇に燃焼機器保管用の小型物置を設置)

災害時の対応案

・付近には農家があり、マンションオーナーが経営しているスーパーマーケットもあるため、食糧の確保が出来る。

・バルク横には貯水槽があるので、水の確保もある。

・農家だったころの布団を残しており、冬場の災害時には多少の寒さを凌げる。

・マンション1階の一部は屋根付きの駐車場のため、雨でも炊き出しが出来る。

設置に至る経緯

取りまとめガス事業者の岩谷産業より、設置先選びの依頼を受け、中央セントラル秦野営業所が、お客様であるオーナーの小早川様に提案した。
当初、18本のプロパンボンベで供給しており、そのプロパンボンベを貯蔵していた場所に設置することになった。
近くにある東海大学の学生たちを預かっている責任から、いざという時に備え、布団や食料の確保を考えており、災害用バルクの提案に、とても喜んで快諾して下さった。

設置先のコメント

(サンブライトいずみ:オーナー 小早川 多喜江さん)

話を持ちかけてくれたときは、とてもうれしかった。マンション経営以前から、同じ地域でスーパーマーケットを経営しており、地元に還元したいと考えていた。
マンションの居住者はほぼ100%東海大学の学生たちなので、その責任からも災害時の備えを万全にしたいと思っていた。

災害用バルクの今後の活用

今後は利用に慣れることを目的に、防災訓練を自治会とともに計画している。
いざという時に設備を活用できるよう、年1回の割合で防災訓練を行う予定。

設置事例写真

いずみストアー前で マンションオーナー:小早川多喜江さん

秦野営業所の今井所長

サンブライトいずみ:写真左下部分にバルクが設置されている