災害対応型LPガスバルク供給システム

デイサービス白馬なるみず

補助事業者

T&Dリース 株式会社(東京都港区浜松町1-9-10)

取りまとめガス事業者

株式会社 エコア(福岡県福岡市博多区冷泉町4-20島津博多ビル8F)

設置先

株式会社 白馬(デイサービス白馬なるみず)
(福岡県北九州市八幡西区東鳴水1-8-12)
平成21年1月設置

メーカー/機種

富士工器 株式会社/JUS3N(300kg貯槽)

災害用バルクを囲んで右から
エコア芦屋店:栄店長、多田隈センター長
エコア芦屋店:高宮課長、エコア本社:香田課長

設置場所

センターの裏庭に設置。(燃焼機器は、センター内の階段下に保管)

設置場所の特徴

デイサービス白馬なるみずは平成20年9月にオープンした。築6年の民家だった建物を買い取り、エレベーターを設置するなどリフォームをしてデイケアセンターを開設した。
2階建ての1階に機能訓練(リハビリ)室やキッチン、2階には談話室や寝室、浴室などを備えている。また、認知症のお年寄りなどが通ってくるが、宿泊施設も整えており、ショートステイにも対応している。

災害時の対応案

バルクから伸ばせる6mのホースを使い、駐車場で炊き出しを行う。
二重巻と三重巻の業務用コンロ、五升炊きガス炊飯器も補助対象で2台ずつ揃えたので、階段下に保管してすぐ取り出せるようになっている。

設置に至る経緯

LPガスを主に給湯用としてプロパンボンベで供給していたが、エコア芦屋店の栄店長、北九州直売かの池田課長、くらしの森推進課の香田課長らが災害用バルクの提案をし、「地域住民のためになるなら」と設置に同意して下さった。

設置先のコメント

(デイサービス白馬なるみず:多田隈 哲也センター長)
エコアから話を聞くまではバルクという名前すら知らなかった。当センターは地域住民のご理解があって運営できる。地震が発生したときは、こういう施設があるからここに集まって下さい、と言える。年2回行っている防災訓練などを利用して、地域の皆さんにPRしていきたい。

災害用バルクの今後の活用

年2回行っている防災訓練を実施するなかで、地域住民の皆さんに周知するようにしたい。

設置事例写真

センター正面

設置した災害用バルク

※ お年寄りの機能訓練室(リハビリ)室

※ 2階にある談話室と食堂

※ 写真提供 プロパン・ブタンニュース社