エネルギー分野におけるカーボンリサイクルや水素、再生可能エネルギー、バイオ燃料を始めとするカーボンニュートラル社会に向けた技術開発の流れが社会全体で急速に強まっている。
分散型エネルギーとしての強みを有するＬＰガスに関しても、これらの先端技術を利活用した「グリーン燃料」としてのＬＰガスの安定利用に繋げて行くためには、産・官・学が相互に連携し合い、スピード感を持って技術開発を進めて行く必要がある。
係る背景のもと、日本ＬＰガス協会では、水素と炭素の人工合成によるプロパン合成（プロパネーション）や、欧州で取組みが進んでいるバイオＬＰガスを始めとする新たなイノベーションをＬＰガスの分野でも生み出して行く上で必要な最新の知見や技術を整理し、関係者間での情報の共有化を図って行くこと等を通じ、カーボンニュートラル社会の実現に向けた一助となることを目的として、経済産業省、大学研究者、全国ＬＰガス協会、産業技術総合研究所を始めとする有識者で構成する研究会を立ち上げ、来年３月を目途に報告書をまとめることとする。

（座長）早稲田大学 先進理工学部 応用化学科	関根教授
資源エネルギー庁 資源・燃料部 石油流通課	橋爪企画官、家田課長補佐
産業技術総合研究所	坂西博士
全国ＬＰガス協会	村田専務理事、田中常務
日本ＬＰガス協会	吉田専務理事、調査部会長、品質部会長

民間研究機関	ＬＰガス卸小売会社
ＬＰガス卸小売会社	全国ＬＰガス協会の推薦会員会社

日本ＬＰガス協会	上平参与、三木田企画グループリーダー、久保田技術グループ副主事
ＬＰガス卸小売会社	全国ＬＰガス協会の推薦会員会社

・１１月２０日(金)	第１回会合開催（以降、月間１〜２回を目途に会合を開催）
・１１月〜２月	文献調査ならびに研究開発中の実証プラント等での情報収集
・来年３月(目途)	報告書取りまとめ

問い合わせ先：日本ＬＰガス協会 上平、三木田、久保田（03-3503-5741）