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ガスヒートポンプ(GHP)の紹介

導入事例のご紹介

一店舗丸ごとGHP空調 ガス会社への信頼 GHPを継続

株式会社マルワフード(1988年設立、富山県氷見市、秋山哲社長)が運営するハッピータウンは富山県氷見市の旧市街地に位置し、店舗内には富山県内を中心に展開する食品スーパー「新鮮市場」のほか、衣料品やゲームコーナーなどのテナントが入っている複合型食料品スーパーである。この度、およそ19年間使用してきたGHPのリプレイスを行った。

設備形態はそのままに 新機種へのリプレイス

リニューアルした室外機 ハッピータウンでは設立当初から導入していた80馬力EHP2台、100馬力EHP2台を、平成6年に16馬力GHP8台、18馬力GHP16台に切替えを行っている。平成22年頃からGHPの故障の頻度が多くなり、その頃より、契約ガス会社から設備更新についての提案を受けていた。その後平成25年1月、提案資料をもとに本格的に検討を始め、同年4月に同等機種である20馬力GHP20台へのリプレイス工事を開始した。同ガス会社はGHPに関するメンテナンスを行う人材を揃えており、また普段の業務対応などから緊急時においても信頼がおけると判断した。

GHP継続にあたっては、機器の入替えのみで現在の設備形態はそのままに利用できたことが大きい。同店舗では室外機20馬力GHP4台、20馬力GHP6台をそれぞれ2ヶ所ずつ屋上の駐車場に設置し、棟内に集約させ、ダクトを通して店内へ送風する構造をとっている。EHP時代には棟内に集約させた計4ヶ所の各部屋に、1台ずつ大きな床置ダクト型室内機を設けて送りだしていたが、GHP切替え時に小規模のものを複数台設置することとした。このようにしたことで故障などによって、一台が停止しても空調機能そのものが止まることがないように配慮がなされている。今回のリプレイス時もこれら既設の冷媒配管・ダクト等をそのまま有効活用し、室外機と室内機の入替え作業のみとしたことで費用の低減化を図っている。

効率化による燃料使用量の削減

元々LPガスは6,000Lバルク容器で供給を行っているが、空調機器のリプレイス後は設定温度のこまめなチェックを徹底することで効率化を図り、燃料使用量の大幅な削減を実現している。機器の入替えからの経過日数は短いが、施設全体のガス利用量は平成25年7月単月実績で前年比約25%減、8月については残暑であるにも関わらず、前年比約21%減となった。

入念な準備で工事も順調

新機器への入替工事については、空調設備を複数箇所に分けていたため、店舗の営業を継続しながら行うことができた。また、施設の都合上、不特定多数の人間が出入りすることからレッカー車の手配や重量運搬等の現場管理面では労を費やしたが、各方面の業者と工事の工程や事故対策などの段取りを入念に行うことにより、納期の遅れや工事中のトラブルもなく無事完了した。

自社の節電対策

同店舗ではそのほか、全館における電気の使用箇所を見直し、不必要な部分の消灯などを徹底することで、電力消費量のカットにもつなげる努力をしている。

新機種入替え後の期待

「契約しているガス会社とは、日頃から厨房機器のメンテナンスや緊急時における対応などで相談に乗ってもらっている。今後は現行のGHP機器についてもメンテナンス等のフォローをもらいつつ、15年以上の稼働を期待したい」と担当者は話す。

会社の概要

株式会社マルワフード 氷見ショッピングセンターハッピータウン
富山県氷見市幸町9-78
代表取締役社長:秋山哲
従業員:270人
昭和61年開設   敷地面積:3,292m2

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