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HOME > ガスヒートポンプ(GHP)の紹介 > 導入事例のご紹介 > LPガス空調で快適と安心を チェリーヴィラ広見苑

ガスヒートポンプ(GHP)の紹介

導入事例のご紹介

LPガス空調で快適と安心を チェリーヴィラ広見苑

チェリーヴィラ広見苑は、岐阜県可児市で2004年に開設された介護老人福祉施設で、ご利用者・ご家族との関わりを大切に、特養(80床)、ショートステイ(20床)、デイサービス(35名/日)を運営している。すぐ隣にある東可児病院とは24時間連携しているため、透析患者も移動の負担がなく安心な医療体制が構築されている。
この度、同施設では災害時を想定し、電源自立型のLPガスGHP(空調)と、LPガス非常用発電機、LPガス災害対応バルクを設置した。


導入の経緯

同施設は、開設から18年が経過し、既存の空調(LPガスGHP)の老朽化があった。近年は部品供給が難しく、一部の部品を共有するためにやむなく稼働を停止する箇所も出て、施設運営に支障をきたしていた。
玉置施設長は、導入に至るまでの決断を以下のように語る。
「この度の空調設備の更新を考えていた折、リース会社より経済産業省の補助金を活用したLPガス災害バルクを活用したGHPの更新の提案がありました。
LPガス災害バルクを設置すると、災害時の冷暖房とLPガス発電機による電気の確保ができるということで、当施設は平成21年に可児市と地域避難所指定を受けていることもあり、災害時に3日間乗り切るシステムは必要だと感じました。
理事会では、補助金が活用できることと、もともとの配管は利用でき、更新料も最低限とのことも説明し、スムーズに了承を得られました。」
コスト面については、初期費用約1億1千万円のうち、補助金約4,200万円を活用することができた。

電源自立型GHP
LPガス非常用発電機

災害時を想定した現場づくり

今回の導入で特に意識したのは、「停電時でも給水ポンプを使えるようにすること」だった。特にトイレを優先したという。万一のときは職員が水を運ばないといけなくなる状況を考えると、この負担がなくなったのは大きい。
また各階の非常用コンセントで、酸素濃縮器や吸引器の電源を確保できた。施設内には重度者や在宅酸素療法や喀痰吸引を必要とする利用者もおり、医療ニーズに対応するための非常時の電力確保の懸念が解消されてよかったと感じている。
さらに、令和6年1月には太陽光発電及び蓄電池設備を導入した。これにより、使用する1〜2割程度の電力をまかない、停電時には館内共用部の照明や、事務所の通信機器等も使用可能となり、より災害時に強い施設となった。

玉置施設長は取材の際に次のように語った。
「職員は、災害時にもちゃんと水も出るんだと、空調も使えるんだということを知っています。利用者様に安心して生活していただけることが一番ですね。」
(令和6年6月10日取材)


チェリーヴィラ広見苑

施設名:チェリーヴィラ広見苑
住所:〒509-0214 岐阜県可児市広見1362
TEL:0574-61-2215
URL:https://cherryvilla.or.jp/


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